上記の制限の方法は、データ型により適用できる方法が限られます。以下の表は、データ型と制限の方法の適用関係を表わしています。
型の記法
部分型 ::= 親の型 部分型仕様
部分型仕様 ::= ( 部分型値集合 部分型値集合リスト )
部分型値集合リスト ::= 部分型値集合 | 部分型値集合 “|” 部分型値集合リスト | empty
部分型値集合 ::= 単一値 | 包含部分型 | 値域 | 許容アルファベット | サイズ制限 | 内部部分型化
部分型を定義する場合、親の型とそれに対する制約条件を示す部分型仕様を指定します。
親の型が整数型とする部分型は、以下のように定義されます。
整数版部分型 ::= INTEGER 部分型仕様
親の型が集合型、順序型場合、上記の表現では、記法があいまいとなるため、以下のように定義します。
集合版部分型 ::= SET サイズ制限 OF 親の型
順序版部分型 ::= SEQUENCE サイズ制限 OF 親の型