0個以上のASN.1データ型の集まりを表わすために集合型を使用することができます。集合型では、順序列型とは異なり、構成要素の並び順に意味はありません。構成要素の数がわかっていて、列挙する構成要素の順序を気にする必要がない場合に使用します。
型の記法
集合型 ::= SET{要素型リスト} | SET{}
要素型リスト ::= 要素型 | 要素型 , 要素型リスト
要素型 ::= 名前付き型 | 名前付き型 OPTIONAL | 名前付き型 DEFAULT 値 |
COMPONENT OF 型
COMPONENT OF を使用して、他のデータ構造を取り込む場合、取り込むデータ型は、集合体でなければいけません。
型の例
UserAccount ::= SET {
username [0] VisibleString,
password [1] VisibleString,
accountNumber INTEGER
}
値の記法
集合値 ::= { 要素値リスト } {}
要素値リスト ::= 名前付き値 | 要素値リスト , 名前付き値
名前付き値 ::= 識別子 値 | 値
値の例
myAccount UserAccount ::= SET {
accountNumber 2013,
username "konta",
password "xxxxx"
}
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